宗教画

ちょっと前まで、宗教画があんまり好きではなくて。
画から発せられる「思い」みたいなものが強すぎて、
見てるとしんどくなってくることが多くて。
というか、画風が好きじゃないものが多いのも微妙だった理由のひとつ。
人(顔とか、体格とか、肌の質感とか、全体のバランス)の描き方で好きなのは
CorotとかRaphaelみたいな、肉感たっぷりタイプ。
若干Corotは違う気もするけど、艶っぽい女の人描いてるので。


でも、この間の旅行では一転して、宗教画を楽しめるようになってた。
何故かは自分でもよくわからないんだけど。
旅行前に聖書をかじって行ったのが功を奏したのか
細部にいたるまで、まじまじと見て面白いと感じれるようになってた。


今なら、メトロポリタン美術館の宗教画のとこも
もっと楽しく見れる気がする。