宙組「Never Say Goodbye」

出掛ける時、地元が雨だったので普通に傘を持っていったら
大阪はすこぶる良い天気で1日浮いていたピロシキです、どうも。


和央ようか花總まりの退団公演でもある
宙組「Never Say Goodbye」に行ってきましたー。

私は今日2回観るのが最初で最後。
引換券とチケットを交換したら、思った以上に良席でアセる。
(しっかし、チケットカウンターに開演45分前までに交換に行かないと
キャンセル扱いになる、とかマジ困るんだよねー…
11時公演の場合、地方から行く人間は朝が辛いのよ。。。)
しかも11時と15時、両方共全く同じ席だし…。い、いいの?
劇場入口にあるフルールでいつもの明石焼き@450円を食す。

本当の明石焼きって、こういうのじゃないらしいね?(未確認情報)
でもうまいからいいや。
パンフと、退団記念に久し振りに舞台写真とか買ってみる。
昔は狂ったように全部買ってたなー…どれだけ散在してたんだ、私は…。
おとめ(歌劇団員のプロフィールと写真が載っている本。毎年4月発行)が
今日発売だったみたいで、群がり様が凄かった。。。
・11時公演

この雰囲気!!!懐かしいぃ〜。ホームに戻った気分になるな笑。

この作品、ワイルドホーン(「ジキル&ハイド」とか)が作曲担当。
っても、ミュージカルが少しでも興味ある人がわかるぐらいで
団体で来る一般のお客さんは、あんまピンとこないと思うんだけど…。

爛熟のハリウッドから、パリを経た人気カメラマンと女流作家の恋の逃避行。やがてファシズムと戦うスペイン内戦に巻き込まれ、平和を求める戦いに加わって行く。ヘミングウェイロバート・キャパリリアン・ヘルマンといったロスト・ジェネレーションの芸術家たちをモデルに、平和を求め、ファシズムと戦った男女の愛の物語を描いた作品。愛が平和を築くことができるかを問う、強いメッセージ性を持った超大作ミュージカル。

だそうです。公式より。
内戦とかそういうの弱いタイプなので
(なんせ教科書に載ってる『連帯』での民衆の写真を見ただけで
すぐに泣けるほど、そういうのには何故か昔から弱い)
市民が立ち上がるとこなんか、すでに目には涙いっぱい。
ハリウッドでのシーンの音楽はそんなにいいと思わなかったんだけど
スペインに場所を移してからの音楽が良かったー。
(でもすっごい良かった!というよりは佳作って感じ?だけど…)
特に群舞のシーンのは、どれも良かったぜよー。
宙組にしては珍しく、下級生もいっぱい歌わせてもらってたし
歌の宙組復活☆ってなぐらい、感動したー。
個人的にはじんくん*1和音美桜ちゃんがいいっっ。
じんくんマジ抜擢じゃん?!(前回観てないのでわからんけど)
ポストづーかわさん*2じゃね?ファイトッ。
いい役者さんに育ってくれるといいなぁ。。。
和音美桜ちゃんは、外部出演の経験もあるし、ソロも堂々としてていいー。
声の張り具合も好きだよー。久し振りに好きな娘役出来たかも。
あとね、名前わかんないんだけどねぇ〜〜〜
闘牛士役の子で、若い子にいい声の伸びをした子がいて、将来有望ですな。
ていうか、可愛い子(娘役)増えたよねー…(感動)<宙組
そういえば、桜庭裕一郎*3が、成長著しいような。
化粧も変わったし、演技も前より幅が広がったような??
歌が若干弱いけど、なかなか良かったよー。←何様
惜しむべくは、舞良ちゃん*4のしっかりしたソロがないこと…
長〜いソロが聞きたいよー。綺麗な声してるのにな…舞良ちゃん。。。
歌の宙組だけあって、うまい人ゾロゾロいるから、勿体ないよね。
いづみちゃん*5も今回、ソロなかったよねぇ。
さて…和央さんですが。
相変わらず後頭部は固めずサラサラで私(を含むファン)のツボを突きますな!
スペインに訪れたばっかりの頃の白いスーツが似合っておりました。
でも、手術した後に手も洗わずあのスーツ着たら血でベトベトですやん?
と重箱の隅をつついてみたりしてね。。。
やはり怪我が治りきってないんだよね…踊りと呼べる踊りはなかった。
顔色変えずに動いてるけど、痛いんだろうな…アンタ偉いよ!
フィナーレのデュエットダンスだって、花ちゃんばっか動いてたし(苦笑)。
一番悔しいのは、本人だろうね。踊れなくて。。。
デュエットダンスの燕尾が余計な飾りが付いてなくて本当に嬉しかった。
トップだと、スパンコールとか余計な飾りついてること多いけど
燕尾は何もついてないのが1番かっこいいよ。絶対。
今回の衣装さん(もしくは和央さん本人?)、よくわかってるねぇ〜。
今回は、
芝居のラスト辺りから、涙がとめどなく溢れてきて。
周りに人いなきゃ、声出して泣いてたかも。
フィナーレもずっと泣きっぱなしで、苦しかった。。。
辞めないで!なんて全く思わないけど、やはり、哀しい。
ずっと応援してきた生徒さんが辞める時って、こんなんなんだ…
久し振りにこんなに泣いたよ。。。
花ちゃんは、今回で辞めるのが信じられない。
また次回も普通に出てそうで、あんまり何も感じなかったなぁ…苦笑。
そういえば、ワタさん*6含め星組生が8人ぐらい観に来てた。
近くだと、舞台に集中しにくいからヤだよね。。。
・15時公演
今回は、92期生の初舞台作品でもあるわけで。
開演前の口上と、宝塚名物のラインダンス披露があるわけで。
みんな、若い。17歳〜20歳でしょ?全員年下だよ。。。
今までおねぇさん的存在だったジェンヌさんが
いつの間にかみんな年下になっていくなんて…こわっ。
ラインダンスの衣装が可愛くて良かったね〜。
脚がみんなぷりぷりだったりで、改めて若いと感じる。
これでラストだ!と思うと瞬きするのも惜しい。
和央さんに穴をあける勢いで観たぜ!
ふとした瞬間に見せる笑顔に、なんだかホッとするよ。。。
あと2週間弱で、この大劇場からいなくなるのよね…
精一杯、いい舞台造って欲しいね。
良い作品で退団出来てよかったね。。。
なんて思いながらまたダーダー泣く。
和央さん演じるジョルジュと花ちゃんのキャサリンの別れのシーンの
いつも君の心にいる、とか涙をふいて前を向いて笑おうだっけ?
まんま、ファンにも伝わる歌詞だよね…小池先生め!(褒言葉)
それに呼応して泣く自分がこれまた憎いわー。
1日に2度も泣いて随分疲れた。。。
帰りは阪急で梅田に出て、阪神百貨店で和風デラを食す。

このB級っぷりがいいよね。
551でお土産の豚まんを購入。帰宅。


そういえば、行きにJR宝塚線に乗ったんだけど
今日で、あの事故から1年か…

*1:風莉じん

*2:苑みかげ

*3:遼河はるひ/すいません、私の周りだけこう呼んでいるので

*4:美風舞良

*5:音乃いづみ

*6:湖月わたる